平成28年度　スポーツ栄養コース講座　第一回

“アスリート必見！正しい食べ方をマスターする”

平成28年度6月28日

今年度より健康栄養プラザに新設された、スポーツ栄養コースの第1回が開催されました。

初回となる今回は、“アスリート必見！正しい食べ方をマスターする”と題し、スポーツ選手やその家族、指導者、将来スポーツ栄養士を目指す学生など、さまざまな参加者の方にお越しいただきました。講師を務めるのは、健康栄養学部の准教授で公認スポーツ栄養士の松島佳子先生です。14：00～16：30の2時間半、講義と実習を行いました。

はじめに、スポーツ選手にとって食事にはどんな意味があるのか、また、どのように食事を組み合わせて摂ったらよいのかなどのスポーツ選手の食事の基本について学びました。皆さん、メモを取りながら熱心に先生の話に耳を傾けていました。また競技種目や体格を考慮して各自に必要な炭水化物の量を算出するなどの演習も行いました。必要な炭水化物量を主食（米飯）に置き換えて茶碗に盛ってみて、その量を確認しました。受講者からは、「思っていたよりたくさんの量のご飯（主食）が必要なんだ」との感想がありました。

次に、SATシステム（フードモデルを用いた食事診断システム）を用いて、実際にどのくらいの量の食事を摂ったら良いのかを目で見て確かめてもらいました。今後、献立を考える際に参考になるのではないでしょうか。

最後に、ボランティア学生が作った炭水化物がしっかり摂取できる、補食にぴったりな「おにぎらず」を試食してもらい解散となりました。解散した後もたくさんの参加者の方が先生に質問をしていました。

スポーツ栄養コース第2回の次回は、7月2日（土）｢明日は勝つ！試合前の食事術｣です。お楽しみに！