東海学園大学
健康栄養プラザ

令和元年度 本コース講座 第三回

“筋力アップで寝たきり知らず!”

 6月15日(土)、平成31年度 健康栄養プラザ 本コースが開催されました。
 第3回は、“筋力アップで寝たきり知らず!”と題し32名の受講者にお越しいただき、講義と調理実習を行いました。講師を務めるのは、本学の講師で管理栄養士の高柳尚貴先生です。

 はじめに、フレイルとその予防についての講義がありました。
 フレイルには要素として、身体的フレイル、心理・精神的フレイルや社会的フレイルがあり、中でも社会的フレイルは、要介護への移行率が高まるため、その予防としてコミュニティーサロンへ参加することです。健康栄養プラザは、このコミュニティーサロンに値するため、参加者全員が、すでにフレイル予防をできていることを知りました。さらに予防するために、複合運動という、身体を動かしながら認知課題を同時に行う運動を行って頂きました。途中から悪戦苦闘されている方もいらっしゃいましたが、日常生活に取り入れやすいため引き続き行なっていきたいと実感しました。

 講義終了後、“フレイル予防のための簡単料理”をテーマに、引き続き、高柳尚貴先生に調理実習の説明を行って頂きました。今回の献立は“①中華粥、②棒棒鶏、③豆腐スムージー、④豆腐白玉”の4品でした。近頃、コンビニやスーパーでよく見かけるサラダチキンを用いることで、鶏肉の調理時間を短縮させることができ、また、豆腐をスムージーや白玉だんごに混ぜることで、簡単にたんぱく質を摂取することができます。皆さん、慣れた手つきであっという間に料理が完成し、美味しそうに召し上がっていました。

 次回の講座は10月5日(土)の “腰痛、関節痛について”をテーマとした講座を予定しています。お楽しみに!