ブラインドラグビーの練習会が行われました

5月15日(日)に三好キャンパスにて、ブラインドラグビーの練習会が行われました。
ブラインドラグビーとは、視覚に障がいのある選手と晴眼者(視覚に障がいのない人)が共にプレーする競技で、危険度の高いプレーは除かれますが、基本的なルールは同様であるため、想像以上の激しさやスピードがあります。
視覚に障がいのある選手は、中心部のみが見える選手、逆に中心部が見えない選手、一部が欠けて見える選手等、それぞれ見えにくさが異なります。そのため、ボールや人との距離感が分かりにくく、目でボールを追うことが難しいため、声を掛け合ったり、手を叩くことで自分の居場所を知らせたりと、常にコミュニケーションを取ることが大切です。
この日は、クラブチームのSUN RABBITS愛知の選手やコーチ、体験に来られた方、そして本学のラグビー部員やスポーツ健康科学部の学生が参加しました。
ややハードな準備運動から始まり、晴眼者は疑似レンズを装着し、最後は7対7のゲーム(試合形式)まで行いました。
練習後にチームの代表から「ブラインドラグビーはまだまだこれから発展していく競技です。色々な方に参加してもらうことで、その都度改善していき、より多くの方が楽しめる競技にしていきたい!」と、今後のビジョンを熱く語られました。
視覚に障がいのある選手と晴眼者が、お互いを信頼し、工夫されたルールの中で、共に喜びや楽しさを分かち合えたことは、とても素晴らしいものでした。
これを機に、少しでもブラインドラグビーに関心を持っていただければ幸いです。
尚、当日の様子が下記のYoutubeサイトで見ることができますので、ぜひご覧ください。
ぶららぐ東海 サンラビッツ愛知 ぶららぐ体験会 vol.1 - YouTube
ブラインドラグビー見ていると、そこには確実に『と も い き』がありました。
~スポーツ・文化振興室~