シヤチハタ代表取締役社長執行役員 舟橋正剛氏による特別授業を開催

本学では、これからの社会で活躍するための幅広い視野と教養を身につける、「ともいき教養教育」を全学的に展開しています。6月27日(火)、2つの授業(「ESDの実践と展開:担当教員 杉山範子、西淵茂男」、「インターンシップ(『タイプ2』):担当教員 牧野暁世」)の受講生2年生約50名を対象に、シヤチハタ㈱代表取締役社長執行役員 舟橋正剛氏にご登壇いただき、「これから社会に羽ばたく皆さんへ」と題した特別授業が行われました。
この特別授業は、中部経済同友会様が各種学校で児童・生徒へ経営者による講話を届ける取組みの中で行われ、大学での開催は今回が初めてでした。
舟橋社長からは、ご自身の学生時代やご家族のお話、リーマンショックやコロナ禍など時代の変化がありながらも「しるしの価値の提供」を軸に、その時々のニーズに合わせた様々な商品展開をされてきたストーリー、舟橋社長が仕事をする上で大切にされていることのお話など、聴講した学生も大変興味深く聞き入っていました。
また、卒業後社会に出ていく学生へ向けて、「社会に出て一番大切なのは知識やスキルではなく『心』。常に感謝の気持ちを持ち、心豊かに働くことが大切。」とお話くださいました。
本授業は、「ともいき教養教育」の成果として大学生の主体性も存分に発揮されました。
学生を代表して、講話前に心理学部 畑中耕作さんがシヤチハタ㈱の企業概要や舟橋社長の紹介を、講話後に心理学部 冨高乃愛さんが舟橋社長へのお礼を述べました。
また、質疑応答の時間では様々な質問が学生から挙がりましたが、舟橋社長はそのひとつひとつに丁寧に回答してくださいました。
このように舟橋社長と学生との活発な交流が図られ、記念すべき第1回目となった本特別授業は、大きな拍手のなか幕を閉じました。
ご登壇いただきました舟橋社長、このような貴重な機会をいただきました中部経済同友会様に心より御礼申し上げます。