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2015.03.25

現地を訪ねるシリーズ「仏像鑑賞入門」②

33日から全4回で始まりました本講座、3日(初回)の「仏像鑑賞の基礎知識」に続き、2回目(310日)は「各時代の名品紹介」、3回目(317日)は「日本の秘仏・珍仏紹介」を大学で学び、4回目の324日は「大須の寺院散策」に出かけました。お彼岸を過ぎたと言うのに風も強くとっても寒い日でしたが、雨が降らず青空の下で散策できてよかったです。

10時に名古屋市中区大須の七寺(ななつでら)前に集合し、境内へ。境内には満開の白モクレンの下に傷だらけの大仏様が!修復で痛々しいお姿に。小野先生からお話を伺い、中へ。三重塔や阿弥陀如来像は戦災焼失、国の重要文化財となっている仏像などのお話を御住職から伺いました。

七寺から10分ほど歩いて、栄国寺(えいこくじ)へ。途中、仏壇屋さんの多さにビックリ!

栄国寺では、切支丹遺跡博物館や愛知県重要文化財の阿弥陀如来像、五臓六腑が中に入っている仏像や8本の手がある馬頭観音像など珍しい仏像を間近で見学できました。もちろん小野先生の解説付きで!

1回から3回までの講座で学んできた定朝様式、玉眼、脇侍、光背などなどの単語が実物を見ながら思い出されました。

続編を望む声が多く聞かれ、関心の高い講座が大好評のうちに終了しました。