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2025.02.19

【ともいき教養教育】与論島でのボランティア活動を行いました

海謝美(うんじゃみ)の皆さんと
海謝美(うんじゃみ)の皆さんと

 ともいき教養教育科目「ボランティア活動」(担当:牧野暁世)の授業で、鹿児島県与論島で3泊4日の実習を行い、2年生10名が参加しました。本学でのこの取り組みは2023年度から始まり、今年で2回目の実施でした。
 本授業では、海洋ゴミ問題を主な題材としながら、ボランティア活動を理論・実践を通して理解し、持続可能な社会と自身の関係性を考え、本学の教育理念「共生」の理解を深めることを目的としています。市民団体「海謝美(うんじゃみ)」と連携した海洋ゴミの清掃ボランティアをはじめ、自治体との協働による植栽ボランティア、県立与論高等学校の生徒との地域や価値観についての意見交換会などを実施しました。意見交換会に参加した細江琉大さん(心理学部2年)は「話し合いを通じて、高校生の皆さんが与論島を大切に思う気持ちが伝わってきました。」、小濱隼士さん(心理学部2年)は「お互いの地域で数え切れない違いがあることがわかりました。数字の数え方や家族の呼称、娯楽の種類など、与論島ならではの話を高校生から聞ける貴重な機会となりました。」と感想を語りました。
 なお、本授業の実施にあたり、与論町役場様、ヨロン島観光協会様、与論町教育委員会様、鹿児島県立与論高等学校様、ボランティア団体 海謝美様、星砂荘様、与論町シーマンズクラブ様、E-Yoron様、大山和子様、鹿児島大学南九州・南西諸島域イノベーションセンター様をはじめ、様々な方々のご協力をいただきました。
 本学は、これからも日本の未来を担う大学生の「生きる力」の醸成に寄与してまいります。

活動前:大量な海洋ごみが

活動後:きれいな砂浜に