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お知らせ
2025.05.08
【教員著作情報】芥川賞作家・諏訪哲史客員教授の近著2冊をご紹介します

本学客員教授で芥川賞作家の諏訪哲史先生が、この1年間で小説集と批評集の2冊を相次いで刊行されました。
是非お手にとってお読みください。
■ 小説集『昏色(くれいろ)の都』(国書刊行会/2024年4月発行)
8篇の短編を収録した小説集で、美術、記憶、幻想といったテーマを通じて人間の内面に深く迫ります。
書名の「昏色(くれいろ)」は夕暮れ時の薄暗い空の色を意味し、作品全体に漂う静かな余韻と不思議な明るさを象徴しています。
本書については、読売新聞文化部によるインタビュー記事も公開されています。
▶︎ 国書刊行会 書籍ページ
▶︎ 読売新聞インタビュー記事
■ 批評集『偏愛蔵書室』(河出文庫/2024年12月発行)
書物との濃密な関係を綴ったエッセイ・批評集。
古今東西の文学作品を題材に、諏訪先生ならではの鋭い観察と豊かな知識で、「読むこと」そのものの魅力を掘り下げています。
文庫化にあたって加筆・再構成も行われており、読み応えのある一冊です。
▶︎ 河出書房新社 書籍ページ