みよし市長 小山祐客員教授による特別講義が行われました

5月26日(月)、三好キャンパスにて、みよし市長であり、2025年4月より本学客員教授に就任された小山祐氏による特別講義が開催されました。
本講義は、経営学部「ビジネスベーシック」の授業として実施され、1年生約250名が受講しました。
講義の冒頭では、小山市長が政治の世界に進んだ経緯や、学生時代から現在に至るまでのご経験、そして市長としての仕事について、学生に向けて語っていただきました。
市長は、「多様な経験が人生の財産になる」と語り、年齢や肩書にとらわれず、幅広い人々と関わりを持つことの重要性を強調されました。また、「自分の目で物事を見て判断すること」「相手の立場で物事を考える姿勢」の大切さなど、ご自身の経験から大切にされていることを紹介してくださいました。さらに、「職業に優劣はなく、働くことは幸せをつくること。行政は未来をつくる仕事である」とのメッセージは、多くの学生の心に深く響きました。
また、これからの公務員に求められる姿勢について、「外に出て人々の意見を積極的に聞くこと」「思いを実行に移せる人であること」、そして「失敗しても何度でも挑戦し続けることが大切である」とお話しいただきました。
講義後の質疑応答では、「自分の意見をどう政治に届ければよいか」という学生からの質問に対し、「関心を持ち、声を上げることが第一歩。微力は無力ではない」と力強い言葉で学生たちを励まされました。
今回の講義を通して、学生たちは行政の役割を理解するとともに、行政にもビジネスにも共通する本質的な考え方を学ぶ、貴重な機会となりました。
学生の質問に答える小山市長
「モノの見方」を体感