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2025.06.20

【メディア掲載情報】6/6 南日本新聞に心理学部牧野准教授が高校で行った「地域らしさを象徴する色」の講義について紹介されました

20250606南日本新聞
*掲載許諾済
20250606南日本新聞 *掲載許諾済

 2025年6月6日(金) 南日本新聞に、本学心理学部 牧野暁世准教授が講師を務めた鹿児島県いちき串木野市の高等学校での授業の様子が紹介されました。
記事では、鹿児島県立串木野高等学校で行われている探究学習「串木野学」において、生徒たちが取り組む「地域らしさを象徴する色」のプロジェクトが取り上げられています。このプロジェクトは、色と地域資源に関する知見を持つ鹿児島大学、複合施設「センノオト」、及び東海学園大学が協力しています。5月31日に実施された同プログラム第4回目の授業では、地域と色彩の関係を専門とする牧野准教授が講義を担当しました。
 講義では、「魅力的な地域には、特定の色を想起させる力がある」とした上で、「色そのものが地域資源になりうる」という視点から、色彩の基本的な考え方や測定方法を解説しました。生徒たちはペアになって校内を巡り、目に留まった風景や物の色を実際に測定。地域に息づく色彩を通して、当たり前だと思っていた「地域の良さ」を再発見する機会となりました。
 この活動は1年間を通して行われ、地域住民の意見も取り入れながら「まちの色」を決定していく予定です。
 本学では今後も、専門的な知見を地域社会の教育や課題解決に活かす取り組みを積極的に推進してまいります。