経営学部 故・服部祐兒教授の慰霊法要を執り行いました

2025年6月25日(水)、三好キャンパス大講義室において、6月6日ご逝去されました経営学部 故・服部祐兒教授の慰霊法要を執り行いました。この日ご遺族をはじめ、多くの教職員並びに硬式野球部員や一般学生が参列しました。皆が共に先生を想い出し、感謝するための大切な時間となり、一人ひとりが心のこもったお焼香をし、ご冥福をお祈りいたしました。
会場入口には、服部先生が角界でご活躍されていた当時の思い出の写真やトロフィー、楯、新聞記事などが多数展示され、参列者は先生のお人柄やご功績を偲びました。
また、関取時代、東海中学・高等学校から贈られた「東海」の刺繍が入った化粧廻しも飾られました。法要では、東海高校時代から親交のあった経営学部 米本学部長が挨拶し、「頑張れば、先輩みたいになれると思った。服部先輩の背中を追ってきた。」と涙ながら服部先生への想いを語られました。法要の最後には、ご参列いただいた服部先生の奥様のご挨拶があり、「硬式野球部が一部リーグに残れるよう、最後まで応援していた。」「(相撲部監督時代)大学祭で100人前のちゃんこ鍋を作る話など、家でも楽しそうに話していた。」など、お話をくださいました。学生との時間を心から楽しみ、最期まで学生のことを大切に想っておられた先生のお姿が、ひしひしと伝わってくるご挨拶でした。
服部先生には、本学開学の1995年より経営学部の教員としてご尽力いただきました。ご在任中は、学生生活担当学長補佐、全学共通教育機構副機構長などの要職を歴任され、2002年には相撲部を創設。監督として全国レベルの強豪校へと導かれました。さらに、硬式野球部部長としてもご尽力され、学生の成長と本学の発展に多大なる貢献をいただきました。
服部先生は、相撲界において学生横綱を2度獲得され、幕内・藤ノ川としてもご活躍された輝かしいご経歴をお持ちです。一方で、知的な側面とユーモアを持ち合わせたお人柄は、多くの学生たちに深く慕われ、信頼されており、そんな服部先生の姿や言葉から学生たちは多くのことを学びました。教職員に対しても、その姿勢は変わることなく、気さくにお声がけくださり、常に優しく温かく常に周囲に気配りを忘れられない先生でした。
これまでの服部先生のご功績や想い出は本学の宝物であり、その教えは永遠に我々の心に生き続けることでしょう。心より感謝申し上げますとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
令和7年6月25日
野球部員も多数参列しました
参列した教職員
多数の写真やトロフィーなども展示されました
写真を見て服部先生を偲ぶ学生
化粧廻しも展示されました
服部先生が指導した相撲場