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共生文化研究所

研究所設置の目的

東海学園は128年前に、浄土宗の僧侶の養成機関として産声を上げ、その後、東海中学・東海高校・東海学園高校・東海学園大学を擁する学園として発展し、多くの有意な人材を輩出してきました。その人材養成のバックボーンとなるものが、本学園の中興と言われる椎尾辨匡先生の「共生」の思想であり、人材養成の柱としての「勤倹誠実」です。

なすべきこと、そのことに誠実に継続努力することを惜しまない人間の養成、共に生かし生かされているいのちに目覚め、社会に貢献できる人材の養成を行ってきました。この精神は人として生きていく上で最も重要なもので、椎尾辨匡先生は「時はいま ところ足もと そのことに うちこむいのち 永久の御命」と詠んでいます。

あらゆるものが関わりの中で生かしあう、自らの生き方が同時に他者の生き方にとって必要にして意味のあるものであろうと心がけていく生き方が今日ほど求められている時代はないでしょう。

本研究所では、こうした建学の精神の昂揚と人材養成に応えていくために、仏教思想をはじめ、浄土宗の開祖、法然上人の思想、さらには椎尾辨匡先生の思想・事跡の研究に加えて、あらゆる学問研究の場で研究対象となっている「共生」をも視野に入れて、研究活動を進めています。
また、私学の建学の精神は教育の場で一層深められ展開されなければならないと考えます。人材養成にとって教育は最も重要です。「共生」の精神の理解、「勤倹誠実」な人材を養成する教育のあり方を研究する意義は大きく、本学にとっても最優先の研究事項であります。

これら各学問分野の研究と教育のあり方を研究することを一体として取り上げ、かつ、社会との連携を考慮して、研究所の活動の柱とするところに本研究所の設置目的・特色があります。

2014年度、本研究所に専任教員3名配置し、あわせて学園専任教職員から推薦を受けた研究者によって以下の事業を闊達に行っています。

研究所の事業内容

本研究所の目的は、研究所規程に「東海学園中興の祖、椎尾弁匡師が主張された「共生」及び「共生文化」の研究を行い、本学における「共生」の具体的教育方法の確立を目的とする」と謳われ、目的達成のために次の事業を行うとされています。

  • 椎尾辨匡先生の「共生」及び「共生文化」の研究
  • 宗教の役割及び共生を基本とする諸科学の研究
  • 共生教育の具体的方法の開発
  • 共生教育に資する出版物の発行
  • 自校史に係る資料の収集と教育方法の開発
  • 研究所報告及びそれに関連する出版物の発行
  • 宗教行事等の企画、立案及び実施体制の構築
  • 研究会、講演会等の開催
  • 浄土宗、他の機関等と共同して行う関連事業
  • その他、研究所の目的を達成するに必要な事業

教員紹介

齋藤 蒙光 浄土宗祖・法然上人の思想について研究しています。
授業では、仏教的な生き方について考えます。
南 清隆 仏教の開祖・ブッダが語っていたと伝えられる、パーリ語という古いインドの言葉で書かれた文献を読み解いています。