2023年4月
健康栄養学部に、
「食品開発専攻」誕生。
栄養と食の
プロフェッショナルをめざす
2つの専攻


学部の特色
管理栄養士とは
食生活に起因するさまざまな健康課題の解決に向けて、生活者や教育者、
またチーム医療の一員などあらゆる視点から栄養を考えていきます。
からだと食の関係を科学的にとらえ健康な社会づくりに貢献する

学びの特色
管理栄養士専攻
- 臨床分野を強化する少人数教育
- 現代の高齢化社会に対応するべく、臨床現場での経験を持つ教員が医療チームの一員として活躍できる人材を養成します。
- 現場と同じ設備環境
- 病院や学校などの大量調理を想定した設備を完備。現場と同様の環境下で学び、実践に強い管理栄養士をめざします。
- 1年次からの国家試験対策
- 管理栄養士国家試験の合格に向けて、1年次から試験対策をスタート。積み上げ式の学修で、着実に合格への道を歩んでいきます。
NEW食品開発専攻
- 食品プロデュースに必要な知識・技術をトータルに学ぶ
- 「健康」・「スポーツ」・「スイーツ」領域から、自らの興味に合わせた食品開発に携わることが可能です。マーケティング・企画・情報発信など、食をトータルにプロデュースできる力を養います。
- 国内や海外での実習が選択できる「食品開発学外実習」
- 豊富な体験学修を通して実践力を磨きます。「食品開発学外実習」では、国内や海外での実習を、自身の興味に合わせて合計3週間経験し、実践知を磨きます。
- 即戦力として活躍するための多彩な資格取得をサポート
- 食農分野で新たなビジネスを創出できる食の6次プロデューサー、色彩検定、官能評価士など、実践で役立つ資格取得をサポートします。
学部の学び
4年間の学びの流れ
管理栄養士専攻
-
1年次
- 専門知識の基礎を固める
全学共通科目で教養を修得する - ●栄養や人体の基礎知識を修得
- ●調理の基本スキルを習得
- 国家試験対策
- ●出題分野や問題形式を知る
- ●学習した分野の問題に取り組む
- 専門知識の基礎を固める
-
2年次
- 専門知識の充実を図る
- ●専門性の高い知識を修得
- ●給食調理など実践力を養成
- 国家試験対策
- ●出題分野や問題形式を知る
- ●学習した分野の問題に取り組む
-
3年次
- 専門知識の体系化を図る
- ●領域科目を選択し得意分野を持つ
- ●学外実習・資格取得に臨む
- ●専門ゼミで研究を開始
- 国家試験対策
- ●重要分野を中心に過去問で演習を行う
-
4年次
- 国家試験・卒業論文
- ●国家試験へ向けて取り組む
- ●卒業研究・論文に取り組む
- 国家試験対策
- ●模擬試験(10回)
- ●過去問での演習
NEW食品開発専攻
-
1年次
- 専門知識の基礎を固める
全学共通科目で教養を修得する - ●栄養や人体の基礎知識を修得
- ●調理の基本スキルを習得
- 国家試験対策
- ●出題分野や問題形式を知る
- ●学習した分野の問題に取り組む
- 専門知識の基礎を固める
-
2年次
- 専門知識の充実を図る
- ●専門性の高い知識を修得
- ●給食調理など実践力を養成
- 国家試験対策
- ●出題分野や問題形式を知る
- ●学習した分野の問題に取り組む
-
3年次
- 食品開発に取り組む
- ●食品開発に関する知識を修得
- ●学外実習で現場を知る
- ●卒業製作演習の完成
- 国家試験対策
- ●重要分野を中心に過去問で演習を行う
-
4年次
- 食品開発に取り組む
- ●食品開発に関する知識を修得
- ●学外実習で現場を知る
- ●卒業製作演習の完成
- 国家試験対策
- ●模擬試験(10回)
- ●過去問での演習
学びの構造
管理栄養士専攻
4つの領域
-
臨床栄養
- 栄養治療のリーダーシップを発揮する管理栄養士をめざす
- 臨床栄養は、主に病院や高齢者施設で栄養管理を担う管理栄養士を養成する分野です。臨床現場では、栄養の知識だけではなく、治療全般に関する知識も求められます。将来的には、医師をはじめとする他職種と肩を並べ、患者の栄養治療に関するリーダーシップを発揮できる管理栄養士の養成をめざしています。また、臨床現場においては、患者自身に食事や栄養に関する自己管理能力を高めて頂く栄養指導を担当します。栄養指導の際、患者の社会的背景や要望に十分耳を傾ける必要性があり、栄養カウンセリングの知識やコミュニケーション技術の習得にも力を注いでいます。更に、病院や高齢者施設の管理栄養士には患者の栄養を支える給食管理の能力も求められます。実習科目で、治療食の作成と調理を行っていますが、食品の旬や価格も学生自身が身を持って理解できるよう、食品調達も学生自身が行います。
-
スポーツ栄養
- 重要度・認知度共に年々高まる期待の分野
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スポーツ栄養は、アスリートの競技力において重要な要素である栄養について学ぶ学問です。運動における栄養素の働きの理解に留まらず、実際にどう食べさせるか、適切な栄養量をどのような献立で提供するか、というところまで考えられるような講義を展開しています。新しい学問分野として社会に認知されてきており、今後更にアスリートに関われることも多くなることでしょう。2009年秋から「公認スポーツ栄養士」という資格制度が始まりました。資格取得のためには管理栄養士の資格に加え、卒業後の経験や勉強が必要ですが、取得すればさらに活躍の場が広がります。
スポーツ栄養サポートチームについて
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食品開発・分析
- 時代のニーズにマッチした、スペシャリストを育成
- 食品開発・分析は管理栄養士に必要な食べ物と人体、両者の関わりについての知識に加え、さらに食品のことを専門的に勉強する分野です。「食品衛生管理者」、「食品衛生監視員」といった資格のベースになる内容を勉強します。食品の商品開発や品質管理といった分野だけに留まらず、健康を高めるための食べ物への関心の高まりと共に商品の開発も進んできています。また、サプリメントの普及に対応して作られた認定資格「NR・サプリメントアドバイザー」の取得をめざし、薬に関しても学びます。人が健康になるにはどうしたらいいかということに関心があり、そのひとつとして食べ物のことを勉強しようと思う方に向いています。
-
栄養教諭
- “どう食べるか”を学ぶことは、一生の財産
- 栄養教諭では、小学校・中学校の児童・生徒を対象にした食に関する教育を学びます。“どう食べるか”という一生の財産となる知識の指導に関わるということは、非常にやりがいのある仕事です。「食育」により子どもたちは自分で生活する能力や食べることを自分で選択でき、生きる根本の力を身につけることができます。「食育」というと、子どもたちが対象という印象を受けるかもしれませんが、食べることの大切さやどうやって食べたらいいかということは、どのライフステージでも必要なことです。学校だけでなく、スポーツをする子どもたちや地域の人達の栄養をサポートするなど、まだまだたくさんの需要がある分野です。
NEW食品開発専攻
TOPICS
高い合格率を支える管理栄養士国家試験支援室

管理栄養士国家試験支援室
集中して勉強に取り組める自習室や学習計画の相談窓口を用意し、国家試験をめざす学生をバックアップ。担当教員が常駐し、個別の質問やグループでの勉強会にも対応します。

全国合格率を超える東海学園大学の実績
実践力の育成に直結する設備を完備
専門スキルと、たしかな知識の養成につながる設備機器を配置

給食経営管理実習室
安全かつ衛生的な調理管理法(HACCAP)に基づいた、病院や小学校、社員食堂と同じ環境の大型調理室。

精密機器室
実験で使う試薬の調製をしたり、研究で使用するためのハイレベルな特殊機器を多数完備。
カリキュラム
健康栄養学部 健康栄養学科
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シラバス
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カリキュラム
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教員一覧
目標とする免許・資格
管理栄養士専攻
- 管理栄養士
- 栄養士
- 栄養教諭一種免許状
- 食品衛生管理者・食品衛生監視員
- NR・ サプリメントアドバイザー
- 健康運動実践指導者
食品開発専攻
- 管理栄養士
- 栄養士
- HACCP管理者
- ITパスポート
- 官能評価士
- 食の6次産業化プロデューサー(申請予定)
- 色彩検定3級・2級
- 食品衛生管理者・食品衛生監視員
- NR・ サプリメントアドバイザー
- 健康運動実践指導者
- フードサイエンティスト(申請予定)
- 販売士検定3級
※認定団体の都合により、資格名称・内容などが変更されることがあります。
めざす進路
管理栄養士専攻
- 臨床栄養系(病院など医療機関)
- 公衆栄養系(行政・保健所・市町村など)
- 食品マネジメント系(事業所・病院・保健所など)
- 研究教育系(大学院進学)
- 高齢者福祉系(介護福祉施設など)
- スポーツ栄養系(スポーツセンターなど)
- 食品開発系(食品分析など)
- 栄養教諭
食品開発専攻
- 食品系(食品開発・分析、食品メーカー、食品専門商社、食品流通・小売業界など)
- 食品マネジメント系(事業所・病院・保健所など)
- 研究教育系(大学院進学)
- 高齢者福祉系(介護福祉施設など)
- スポーツ栄養系(スポーツセンター、スポーツジムなど)
- 臨床栄養系(病院など医療機関)
- 公衆栄養系(行政・保健所・市町村など)
進路実績
医療・福祉
地域医療機能推進機構中京病院 / 青木記念病院 / 金沢脳神経外科病院 / 木沢記念病院 / 岐阜大学医学部附属病院 / 恵寿総合病院 / 下呂温泉病院 / 国立病院機構東海北陸グループ / 済衆館病院 / 長浜赤十字病院 / 名古屋記念病院 / 和合病院 / 紫水会
食品・製造関連
岩田食品 / おとうふ工房いしかわ / カネハツ食品 / カネ美食品 / キリンビバレッジ / クリニコ / 桂新堂 / コカ・コーラボトラーズジャパン / コーミ / サンデリカ / ジャルロイヤルケータリング / スギ製菓 / 豊橋飼料 / 名古屋食糧 / 名古屋製酪 / ナリコマフード / 日進乳業 / フジパングループ本社 / ポッカサッポロフード&ビバレッジ / マルサンアイ / 名給 / 明治 / 山崎製パン / ヤマサちくわ / 山星屋 / ヤマモリ / ユキオー / ユタカフーズ
給食関連
魚国総本社 / エームサービス / グリーンハウス / シダックス / 西洋フード・コンパスグループ / トヨタ生活協同組合 / 名古屋エアケータリング / 日清医療食品 / 日本ゼネラルフード / 富士産業 / メーキュー / メフォス / LEOC
公務員・教育関連
愛知県栄養教諭 / 岐阜県栄養教諭 / 三重県栄養教諭 / 愛知県私立学校(栄養士) / 岐阜市役所(栄養士) / 志摩市役所 / 東浦町役場 / 美ら夢保育園 / 日本保育サービス
医薬品・薬局関連
ウエルシア薬局 / 杏林堂薬局 / クリエイトエス・ディー / ココカラファイン / スギ薬局 / スギヤマ薬品 / 中部薬品 / 中北薬品 / ツルハホールディングス / マツモトキヨシ
サービス関連
ABCクッキングスタジオ / 国分中部 / コーセー / 資生堂ジャパン / 名古屋三越 / 各JA
大学院進学
岐阜大学大学院 / 三重大学大学院 / 山梨大学大学院 / 早稲田大学大学院 / 信州大学大学院
ゼミ
スポーツ栄養学の進展が
トップアスリートの
パフォーマンスを左右する。

人が摂取した糖質は、身体を動かすエネルギー源となり、肝臓や筋肉にグリコーゲンとして蓄えられます。スポーツ選手にとって、コンディション維持やパフォーマンス向上のために、貯蔵グリコーゲン量を高めることは重要。そこでゼミでは、「運動後のグリコーゲンの回復」をテーマに、より効率よくグリコーゲンを貯えるために最適な糖質の種類や、摂取するタイミングなどについて研究しています。この研究は、地道な実験データの積み重ね。少しずつ条件を変えた実験を行ってデータを取り、比較検討してよりよい条件を探るという、非常に手間のかかる作業の繰り返しです。しかし、実験による根拠なくして信頼できる結果は導き出せないのです。学生たちは、ゼミを通して研究手法を修得し、科学的根拠を得ることの重要性を学び取ります。栄養学の分野は日々情報がバージョンアップされていますが、学生たちには将来、信頼できる確かな情報を見極めて、科学的根拠のある指導ができる管理栄養士となってほしいと願っています。
ゼミでは、まずはすでに発表されている論文を収集して読み、内容を分析。それらを参考にして、まだ手がけられていない実験テーマと実験手法について立案・計画し、地道に実験を重ねてデータを蓄積していく。4年次には、これらの結果を卒業論文としてまとめる予定。

先輩の声

食の学びや
多様な経験を活かし、
人を笑顔にできる
管理栄養士になることが目標。
健康栄養学部 管理栄養学科 4年
高木沙彩さん
岐阜県立大垣北高等学校出身
~夢実現をめざす学びの計画~
- 高校3年生
- 体と食の関係について知識を増やすため、食べることの意義や食に関連する病気などについて、さまざまな本を読むように心がけた。
- 大学1~2年
- 管理栄養士は人と関わる仕事でもあることから、ボランティアやサークル活動にも精力的に取り組み、コミュニケーション力を磨く。
- 大学3年〜
- 管理栄養士国家試験に向けて、勉強を中心とした日々を送る。将来の希望について深く考えつつ、就職活動にも取り組む。
動物実験で体の仕組みや命の尊さを学修
「食を通じて人を笑顔にしたい」という思いで、東海学園大学を選びました。管理栄養士だけではなく、健康運動実践指導者などの資格が取得ができることにも魅力に感じています。1年次の実習では、ラットを使って血糖値を測定する実験を行いました。動物実験は初めてだったので緊張しましたが、体の仕組みについてより深い知識を得ることができました。薬やサプリメントは、こうした動物実験を経て研究開発されることがほとんどです。実験を通して、あらためて命の尊さを実感しています。
幅広い分野で活躍できる管理栄養士に
3年次に行われる臨地実習では、いくつかある実習先のうち小学校へ行き児童に栄養指導の授業を行いました。私は小学校2年生の児童を担当し、野菜の栄養について紙芝居で指導を行いました。どのような対象者に向けて指導をするのかによって、話し方や見せ方に工夫をすることの重要性を学ぶと同時に、管理栄養士は病院や施設だけではなく、自分が考えている以上に幅広い活躍の場があることを知ることができました。将来に対してモチベーションが高まり、さらに学びを深めたいと考えています。
学び&キャンパスライフ
大学祭の実行委員で協働力を身につける
学祭実行委員のサークルに所属し、週に2回活動を行っています。毎年自分たちでテーマや企画を決めて準備を行うのですが、学祭前の大変な時期は移動時間を使って課題を行い、学業と準備を両立。時間の使い方がうまくなりました。また学祭の成功という目標に向けてリーダーや仲間と協力することで、協働力も培われたと感じています。
ボランティア活動で会話力を養成
大学4年間を有意義に過ごすためには、勉強はもちろんのこと、興味のあることに挑戦をすることが大切です。私はボランティアに興味があり、名古屋ウィメンズマラソンのボランティアに参加しました。今後も多くの人と関わりながら会話力を磨き、将来は人から頼りにされる管理栄養士になりたいと思っています。

健康栄養学部のポリシー
人材養成の目的
食品、健康、栄養に関する基本的・専門的知識と実践的技能を有し、医療、教育、産業の領域で専門知識及び技術に優れた専門家として社会に貢献できる人材を育成する。本学部は、ディプロマ・ポリシーに定める基準に到達し、所定の卒業要件を満たした者に学士の学位を授与する。
ディプロマ・ポリシー
(卒業認定・学位授与方針)
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1、「知識・理解」
- 専門基礎分野に関する知識・理解
- 専門分野に関する知識・理解
・社会・環境と健康に関する基本的な知識を理解し、説明できる。
・人体の構造と機能や疾病の成り立ちに関する基本的な知識を理解し、説明できる。
・食べ物と健康に関する基本的な知識を理解し、説明できる。・基礎栄養学・応用栄養学・臨床栄養学・公衆栄養学に関する基本的・専門的な知識を理解し、説明できる。
・栄養教育論・給食経営管理論に関する基本的・専門的な知識を理解し、説明できる。
・専門性の高い4分野(臨床栄養、食品開発・分析、栄養教諭、スポーツ栄養)に関する専門的な知識を理解し、説明できる。 -
2、「汎用的技能」
- 学習する上で必要な、「読む」・「書く」・「聞く」・「伝える」などの技能を身に付け、活用できる(コミュニケーション・スキル)。
- 調理技術と食品安全衛生管理能力を基本的技能として身に付け、活用できる。基本的技能を給食管理、介護、医療に応用できる(基本的技能)。
- 社会、集団ならびに個人における栄養と健康に関する質的または数量的指標を解析し、表現することができる(数量的スキル)。
- 情報通信技術を用いて、健康や栄養・食に関する情報を収集・分析して活用できる(情報リテラシー)。
- 実験・実習で得られた結果を論理的に分析し、考察することができる(論理的思考力)。
- 健康や栄養・食に関する問題点を見出し、必要な情報を収集・分析・整理し、解決できる(問題解決力)。
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3、「態度・志向性」
- 健康や栄養・食について関心を持ちその問題点について学習できる。問題点を客観的に把握する能力を身に付けている(自己管理力)。
- 問題点の解決に向けて他者と協調・協働して行動し、方向性を示すことができる(チームワーク・リーダーシップ)。
- 人々の健康増進分野の担い手として、将来にわたり人々の健康の保持・増進に貢献する意欲と目的意識をもち、責任ある行動をとることができる(倫理観・社会的責任・生涯学習力)。
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4、「統合的な学習経験と創造的思考力」
卒業研究等の作成を通して、自らが立てた新たな課題を解決することができる。
カリキュラム・ポリシー
(教育課程編成・実施方針)
健康栄養学部では、食品、健康、栄養に関する基本的・専門的知識と実践的技能を有し、医療、教育、産業の領域で専門知識及び技術に優れた専門家として社会に貢献できる人材の養成を目的としている。この目的を達成するため、基礎から応用・実践系に至るステップアップ式カリキュラム編成を実施している。
科目は、「導入科目」「専門基礎分野科目」「専門分野科目」「展開科目」「演習科目」「免許・資格関連科目群」によって構成する。「導入科目」は管理栄養士という専門的職業人への知識・意欲を高めるために、初年度に必修科目として開講している。
「専門基礎分野科目」では、専門知識の修得に必要な基礎知識への理解を図るために、人体の構造・機能の理解、疾病の成り立ち、社会・環境や食べ物と健康などに関連する講義及び実験・実習を開講している。
「専門分野科目」では、栄養管理、栄養教育、給食経営管理等実践科目の講義、実習を有機的に編成している。また、3年次から開講の「臨地実習」と「総合演習」を通じて、専門分野の知識と技能の深化、定着、統合を図り、実践の場で応用できる能力を身に付けることができる。
「展開科目」及び「免許・資格関連科目群」では、専門性の高い得意分野を有する管理栄養士を目指すために、臨床栄養、食品開発・分析、栄養教諭、スポーツ栄養の4分野に関連する科目を開講している。
「演習科目」では少人数教育を実施している。1,2年次にかけて、「基礎演習」「栄養科学演習」を開講し、管理栄養士の資質を培いコミュニケーション能力を高め、3,4年次では「専門演習」を通じて卒業論文の作成を行うことで論理的・科学的に考察する総合的な能力を身に付けることができる。
アドミッション・ポリシー
(入学者受入れの方針)
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「知識・技能」
- 1. 高等学校の教育内容を幅広く学んでいる。
- 2. 体の構造と機能、食べ物の消化と吸収、食品の組成や栄養素を学ぶために必要な基礎学力を身に付けている。
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「思考力・判断力・表現力」
- 3. 基礎学力を応用し、ものごとを論理的に思考する力を有している。
- 4. 自分の考えを伝えるための判断力・コミュニケーション力を有している。
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「主体性・多様性・協働性」
- 5. 食と健康に関して興味を持ち、多彩な分野で食と健康のプロフェッショナルである管理栄養士として活躍する意欲がある。
- 6. 食を通じて人々の健康の保持・増進、傷病者の栄養治療に貢献する意欲がある。
東海学園大学、全学共通の各ポリシーは下記をご覧下さい。